独り言

ある夏の日の夜更かしに、進退を思う

現代文明論講義、京都大学で実際に行われた講義をまとめた本で、こういう講義に出られるのは非常にうらやましい。 その内容も、形式も、教養段階で一度は触れて、考えてみるべきことのように思う。 思い返すに、同じ類の講義はあったのに、数学一辺倒になっ…

赤間関ってどこかなって調べているうちに、芥川賞選考の選評を載せているページを見つけた。 自分でも知っている名前がたくさんあって、こういうものを読むのも面白いな、と。 そしてやはり、久しぶりに小説を読んだけれど、自分は小説を読むのが大好きだ。 …

何時の間にか一年が過ぎ

半年ぶり位の更新になってしまった。 本格的に正規のセミナーが始まって、それから本を読む心の余裕すら失われていたのだけれど、やっと区切りがついて、ようやく一冊読むことができた。 数学のこと書くブログも、軌道に載ったらこっちとリンクさせようと思…

消失

一度書いたものがすべて消えてしまうと、同じものは二度と書けない。 それが今の今書いたものであったとしても。 穏やかに昼下がりを過ごしていたということを書いたのが消えてしまって、なんとなく悲しい。

住むところって、ほんと、かなりいろんなことに影響するように感じる。 生活圏の変化に始まり、生活リズムやら人間関係やら、それこそ考え方すら変わってしまうような気がする。 意識的に気付かないことでも、無意識下では違いを感じ取っていて、ふとした時…

軟派

夜更かしする誘惑に、ことごとく負け続けている。 二年か三年ぶりくらいによく話せる友達と話したのだけれど、その中で自分の考え方にかなり影響を与えている根幹の感情に気付いてしまった。 気付かない方が良かったんじゃないかなって思う。それを知ったま…

不安定

週末は小説ばかり読んでしまう。 平日は、ほとんど与えられたことをこなしていくことばかりで、だんだんルーチンワーク化してきてしまった。 問題をただ解くことのみに終始していては、何も身につかないのに。 3月までにぼんやりと描いていたような生活と異…

憂鬱

週末にバイトの研修があって、木曜くらいから実家に帰ってきている。 インターネット回線がある環境というのはかなりまずくて、誘惑に負けすぎるのだなと改めて思った。 ここ数日数学をしてなさ過ぎて、明日からの一週間はキツくなりそうな気がする、自業自…

連休

今年度に入ってからそれなりに数学をやっていたのに、この連休ではほぼ全くやっていない。 主に小説を読んで過ごしてた。 鴨川ホルモーがかなり面白かったのは収穫だと思う。 その他で言うと、高校の同窓会もあった。 もうすでに働き始めてる人も何人もいて…

げっぽう

一応毎週末は戻ってきてるのだけれど、なんだかんだで更新が滞ってしまっていた。 スタートからいきなり躓いて転げ回った感じだったけど、一応大学院生やれています。 大学院に入ってようやく自分の机を手に入れられたし、院生室は、方向性が違う部屋ではあ…

現実逃避

これから先二年間のおおよその方向が決まる試験があって、その結果とそれに応じた方向性の発表があった。 考えすらしていなかった、一番最悪の結果になってしまった。 ちょっと、というかかなり、思っていたのとは違う二年間になりそう。 まさか自分がそうな…

本のこと

最近、登場人物が二十代であるような物語を特に好んで読んでいる気がする。 小・中学生くらいの頃は、パスワードシリーズだとか、宝島とか十五少年漂流記とか、その位の話が好きだったし、高校時代はあんまり本を読まなかったけれど、やっぱり十代後半くらい…

大学生からの卒業

更新するの、久しぶりだなって。 つい先日、卒業式があった。出なかったけれど。 いつの間にか、書き始めてから随分と時間が経っていて、書き方も、書く内容も、始めた頃とはかなり変わったように思う。 その変化は別に誰かにとっての損得にかかわりはしない…

演習問題の解き方

演習問題を解く時は、いつも時間の制限を気にせずに、何か気付くまで考え続けるという方法を取っていたし、数学をやるのにはそれが一番良いと思っていた。 けど、自分にとって一番良いわけではないということが分かってきた気がする。 90分で3問、この配…

浜村渚の計算ノート 2さつめ/青柳碧人

浜村渚の計算ノ-ト 2さつめ ふしぎの国の期末テスト (講談社文庫)作者: 青柳碧人出版社/メーカー: 講談社発売日: 2012/01/17メディア: 文庫 クリック: 6回この商品を含むブログ (21件) を見る2冊目はさらに面白くなっていた。 ルービックキューブを触りたく…

ぼーず

合宿だとか法事だとか、なんだかいろいろばたばたしていて、落ち着いた時間が取れないうちにかなり日数をあけてしまった。 ついったーで書いているような短いものでない、ある程度の長さを持った文章を書こうとすると、やっぱりパソコンで書きたいし、それな…

ふるえる

継続することができるのも、一つの才能、能力なんじゃないかなって思う。 かなり自分に都合の良い解釈である気がするけれど。 続かない。やる気も、気持ちも、元気も。 自分の軸すら続いていない気がしていて。 どうしようもなく継続することの必要な世界に…

よいのふち

「何か良さそうなことを書きたい」と思って書き始めて、三行くらいで全部消す。 どうしても作り上げたようにしか思えなくて、そんなものが書きたいんじゃなくて。自然にこぼれてくるような、そんな言葉だけ書き留めたい。 負けず嫌いだから、誰かに無理だと…

他愛も無い

講義に出て、数学の本を読んで、電車に乗って小説を読んで、バイトをして、バイト終わりにお酒をひっかけて。 そんな風にして一日が終わっていく。 進んでいる気もするし、進んでいない気もする。 形式の整うことを好む性格は、融通が利かず、かえって無駄な…

一人暮らしの部屋を決めた

住み慣れた今の自分の部屋を離れると思うと、すごく寂しい気持ちになる。 新しい部屋で、1年か、2年か、一定の期間を過ごすことになるけれど、その時間は、どこにいくかで全く違ったものになるという予感がしている。 納得して決定したはずだけれど、契約…

環境整備

寝坊。 とうとう全出席の授業がなくなってしまった。 そもそも出席取ってる授業がほとんどないから、出る出ない自体はそこまで関係ない気がするけど、やっぱり一回二回抜けてしまうと結構やる気がなくなってしまうもので。 あと1単位は取らないと卒業できな…

部屋探し

春からは一人暮らしをしようと思って、何からすればいいのか分からなかったけれど、とりあえず部屋は見つけないといけないし、生協に行ってみた。 家で母親にも言われたけれど、今までろくに家事とかしてこなかったので、正直どこを見て良いのか分からなかっ…

読む

物語に触れて、たくさんのものを得る。 精神的経験、とでも呼ぶのだろうか。 感動したり、笑ったり、恐怖したり、そういうことが自分を作っていく。 少なくとも、自分はそう信じている。 ただ生きているだけでは得られないたくさんの経験をすることができて…

人の間

なぜか、一日置きになってしまう。 友達とか、親友とか、そういう存在には、全面的に好意を持っていないといけないと思っていた、思い込んでいた。 短くても、高校を卒業するくらいまでは。 卒業してから時間が経って、少し周りが見えるようになって、考える…

帰宅

先ほど帰省先から帰宅しました。 つらつらと書き始めてみたものの、何か違うなと思って消してみたり。 いまだにここの使い方が定まっていない。定めるつもりも、あるかと言われると怪しい。 届かないもの、届きそうなもの、どこまでを期待するかをはっきりさ…

あけましておめでとうございます

とうとう年が明けてしまいました。 今年は、 ・研究テーマの候補、方向性を三つくらい見つける ・規則正しい生活をする ・とりあえず一人暮らししてみる ・やってみたいと思ったらとりあえずやってみる ・毎日何か書く あたりを目標、行動の指針としてやって…

寒サニ負ケル

身体の芯から体温を奪っていくような、そんな寒さ。手足のような末端は、冷たくなりすぎて存在が薄くなる。 いつの間にか、遠ざけていた。始めなきゃ始まらないやる気も、そもそも始めるための元気が出ない。 ただ電車に揺られるように、時間が経つのに身を…

のこりわずか

なんだか久しぶりだ。やっぱり、ここで書くことはなかなか続かない。 この土日で大掃除だ、と思っていたのに、すっかり読書に時間を使ってしまった。 数学の優先順位だとか、働くことだとか、生きる意味だとか、人とのかかわり方だとか、考えること、考えた…

意欲

今読んでいる章が終わりに近づいてきて、どんどん読むペースが落ちてきている。 なぜだか分からないけれど、読もうとするとやる気がなくなる。 読みたくないというわけじゃないのに、読んでも何言ってるのか分からないだろう、という気持ちになって、つい他…

効率

今日みたいに、あんまり時間を取って数学をしてないのにそれなりに大きい(と思える)気付きを得られる日もあるし、かなりの時間を数学するのに使っても、なんとなく何も得られてないなぁと感じる日もあるし、いったい何がこんなに変えているんだろう。 後者…