2011-11-01から1ヶ月間の記事一覧

11月の終わり頃

もう12月になっているなんて信じられない。 0655を見られる時間に起きて、2355を見て寝るという生活をしようと思ったのが1月で、それからもう11ヶ月も経ってしまったのか。 あの時思っていたほどには勉強していないけれど、それでも多少は生活…

11-11-30

幾何学の講義と実代数幾何の講義。 幾何学は、ポアンカレ双対性定理の証明。コホモロジーが同型になったりなんだりする条件とかを見ていた。 二回連続で休んでしまったのだけれど、まだ何とか付いていける気がする。全く演習をしてないから、時間を見つけて…

ちょうどいいところにいたい

最近ほんとに数学してるか、食べたり寝たりしているか、バイトしているかで、時々物理の本を読んだり小説を読んだりはしているけれど、あまりボーっとしたり落ち着いて音楽を聴いたりしていない気がする。 適度に息抜きをしないと、長い時間やるだけでは何の…

対話

ここ一年くらい、まぁいろいろあったものの、わりと懇意にしている友人の就職が決まったそうだ。 メールで報せてくれたのだけれど、一番最初に来たのは喜びよりもむしろ安心だった。 就活の話を聞き始めた時には、それは自分の話ではないのだという認識を持…

11-11-29

微分幾何の講義。 今日はThom形式が存在することの証明の準備。共変外微分とかトートロジカル切断とかのThom形式の材料を与えて、満たすべき性質の確認など。 ゼミの予習は射影多様体の間の射について。具体的な例としてVeronese埋め込みが出てきた。ここま…

11-11-28

数論と特殊関数の講義。 数論ではモジュラー関数とコホモロジーの関係みたいなことをやっていた。一気に何をやっているのかがわからなくなった気がする。 特殊関数の講義は、ガンマ関数の性質のみ。講義の主題はわりと面白そうな上に、わりと丁寧な先生だか…

11-11-26,27

ゼミの予習と関数解析のレポートのみ。 予習といってもエクササイズを考えただけだった。 結局イデアルの準素分解の自分なりのアルゴリズムを見つけることはできずに、計算機を頼っての分解をしてそれの正当化をしただけで終わった。 今読んでいる本はあんま…

マルドゥック・スクランブル/冲方丁

マルドゥック・スクランブル―The First Compression 圧縮 (ハヤカワ文庫JA)作者: 冲方丁出版社/メーカー: 早川書房発売日: 2003/05メディア: 文庫購入: 15人 クリック: 336回この商品を含むブログ (415件) を見るマルドゥック・スクランブル―The Second Comb…

読書の秋?逃避の秋?

水、木とバイト以外何もなかったのに本ばかり読んでしまっていた。 一番勝てない誘惑は、小説から与えられるものなのかもしれない。ちょっと、耐え難い。 映画を観たり本を読んだり遊んでみたり、休日がきたときに息抜きばかりになってしまっていて、新しい…

11-11-21,22,23,24

昨日、今日は講義なし。 月火は数論とフィルターと微分幾何のみ。 数論は、モジュラー形式のL関数と、群のコホモロジーの話。コホモロジーの定義なんかはだいぶ慣れた気がするけれど、群のコホモロジーなんてどうやって使っていくのか、今はまだ想像もつかな…

くまちゃん/角田光代

くまちゃん (新潮文庫)作者: 角田光代出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2011/10/28メディア: 文庫購入: 1人 クリック: 1回この商品を含むブログ (13件) を見るふられ小説、という帯の文句につられて買ってしまったのだけれど、まぁ見事に次から次へとふられて…

数学系

理系じゃないなって、他の理系大学生のつぶやきだとか、話だとか、世間のイメージだとかを見ていると感じる。 研究室のようなものに縛られることもなく、好きな時間に好きなことを好きな場所でしていれば良いだけだ。 自分のことしか分からないけれど、数学…

なんでもなく

寒い寒いと言いながら、まだ部屋着は半袖を着ていたりする。 それにしても、この一週間くらいはそれなりに忙しかったというか。疲れた。 集中講義があって、内容に対する予備知識は全くなかったけれど、とりあえず最後まで聞いてみた。 毎日二時間程度、それ…

2011-11-13 - 20

一週間分。 とりあえず集中講義がメインだった。 数論への応用を考えた、リジッド幾何学の話とその基本的なクラスの空間上のコホモロジーの話。 二日目からは普通にじゃんじゃんスキームが使われていて、スキームの定義すら知らない身としてはほとんど手放し…

植物図鑑/有川浩

植物図鑑作者: 有川浩出版社/メーカー: 角川書店(角川グループパブリッシング)発売日: 2009/07/01メディア: 単行本購入: 4人 クリック: 397回この商品を含むブログ (358件) を見るすごい、すごく、料理がしたくなった。 胃袋を掴んでみたいし、胃袋を掴まれ…

甘え

昼間あったかいのもゆるくなってきて、徐々にではあるけれど冬の気配が近づいてきている。 朝晩は結構冷える時もあって、暑がり+汗かきである人間としてはなかなか辛いものがあったり。まぁ、年中気楽に過ごせる時期はないけれど。 今くらいの季節の、夜の…

11-11-12

関数解析のレポートを考えるくらいしかしなかった。 二問しかないのに一つは途中まで。 稠密でないことを示したいから、集積点にならない点があればよくて、その候補はすぐ分かって、集積点にならないことをどうやって示すのかとしばらく悩んで、収束する点…

11-11-10,11

10日、関数解析の講義。 Rieszの表現定理と逆作用素の定義と基本性質あたり。 表現定理はとても大事な気はするのだけれど、具体的にじゃあどういうところで使うのかというとあんまりよく分からない。 まぁでも、共役空間と元の空間とが同型というのは有限…

神様のパズル/機本伸司

神様のパズル (ハルキ文庫)作者: 機本伸司出版社/メーカー: 角川春樹事務所発売日: 2006/05/01メディア: 文庫購入: 14人 クリック: 165回この商品を含むブログ (299件) を見るわりと面白いとは思ったけれど、細かいところでいろいろと気に入らないところがあ…

11-11-08,09

8日、微分幾何と手術理論の講義。 微分幾何では、平坦ベクトル束に対して基本群の表現が存在するという定理をやって、前回の結果と合わせて、平坦ベクトル束と基本群が一対一に対応するということになった。 90分間で一つの定理を証明するというのは、特…

遠まわりする雛/米澤穂信

遠まわりする雛 (角川文庫)作者: 米澤穂信出版社/メーカー: 角川書店(角川グループパブリッシング)発売日: 2010/07/24メディア: 文庫購入: 11人 クリック: 146回この商品を含むブログ (152件) を見る古典部シリーズ四作目。 これまでの三作と違い、短編集に…

そーしゃるなんちゃら

面倒くさがりかつ飽き性で、その上忘れっぽいときたら、SNSなんてものは性に合っていないのかなと、なんとなくそんなことを考えるようになった。 時々思い出したようにあれやこれやのサービスの一片を使うだけで、なんだか登録してても仕方ないのかなぁとか…

11-11-07

PDE、数論、フィルターの講義。 PDEの講義は、一般論というか抽象論が一通り終わって、少しずつ具体的な微分方程式の解についての話が始まった感じ。関数解析的な事実とか、知らないことが多いけど、物理の人のためにわりと説明してくれるのが助かってる。そ…

好きなもの

数学の講義を聞くのが好きだ。 数学の本を読むのが好きだ。 じゃあ、数学それ自体は? この問いに、明確に答えられない気がする。自分が楽しいと思うのは、分からないものを考えて分かるという瞬間であり、分からないことへの対処法を見つけ出すことなんだと…

11-11-05,06

全然解けなかった一つの問題に区切りが付いて、ようやくゼミの予習を進めることができるようになったのだけれど、思うようには進めない。 例の中で論文から結果を持ってきたりしてるし、その論文の目的の命題まで34ページもあるし、途中から読んでもさっぱ…

陽だまりの彼女/越谷オサム

陽だまりの彼女 (新潮文庫)作者: 越谷オサム出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2011/05/28メディア: 文庫購入: 11人 クリック: 231回この商品を含むブログ (168件) を見る中盤で真相に気付いてしまって、それからはちょっとありきたりかな、と思ってしまった。…

ビブリア古書堂の事件手帖2/三上延

ビブリア古書堂の事件手帖 2 栞子さんと謎めく日常 (メディアワークス文庫)作者: 三上延出版社/メーカー: アスキー・メディアワークス発売日: 2011/10/25メディア: 文庫購入: 20人 クリック: 637回この商品を含むブログ (245件) を見る2冊目が出ていたのは…

ビブリア古書堂の事件手帖/三上延

ビブリア古書堂の事件手帖―栞子さんと奇妙な客人たち (メディアワークス文庫)作者: 三上延,越島はぐ出版社/メーカー: アスキーメディアワークス発売日: 2011/03/25メディア: 文庫購入: 32人 クリック: 2,758回この商品を含むブログ (446件) を見る表紙と古書…

11-11-04

ゼミ。今回はエクササイズの発表のみ。 結局一問は解けないまま持って行くことになった。 最終的に解答の大まかな流れを聞くことになったのだけれど、一回は考えた経路で、自分が止まった所からさらに細かく場合分けをして考えれば良いだけだった。 とても悔…

秋雨

久しぶりに雨が降っているのをみた気がする。 買い物に出ようと思っていたけれど、結局ほぼ丸一日本を読むことだけに費やしていた。 これまではタイトルとか表紙だけで本を選んでいたりしたのだけれど、有川浩と米澤穂信はことごとく当たっている気がする。 …