11-11-08,09

8日、微分幾何と手術理論の講義。
微分幾何では、平坦ベクトル束に対して基本群の表現が存在するという定理をやって、前回の結果と合わせて、平坦ベクトル束と基本群が一対一に対応するということになった。
90分間で一つの定理を証明するというのは、特に疑問を持ってこなかったけれど、今改めて考えてみると、異常なのかなという気もしないでもない。
手術理論の方は、とうとうどこまでも分からなくなってしまったし、そろそろ潮時かな、という気がしてきた。
そもそも複体が何かも怪しいので、何がなんだか分からない。
雰囲気は好きだから、講義の雰囲気だけ楽しみにいこうかなという気にさえもなってくる。どうしよう。
9日、寝坊したので実代数幾何の講義のみ。
前回導入したeffectiveな関数の具体例というか、合成したりしてもeffectiveだよとか、そんな話。
代数幾何という名前ではあるけれど、あんまり、というか全然?代数幾何という名前からイメージされるものではないなぁという感じ。
独立してしまっているのか、それともここから何かを汲み取れるのか、まだ全然判断できない。


ゼミの予習は、とりあえず準素分解の章が一通り読み終わったから、エクササイズを解くのと本文中で飛ばしたところを確認する作業中。
次の章からようやく射影多様体で、それなりにやったつもりになっているだけで、これまでの内容はたいしたことやってないんだろうなぁとかそんなことを思ったり。
具体的に与えられたイデアルの準素分解を求める方法ってあるのかな。