好きな人と

僕は、僕を好きな、僕の好きな人を、無下に扱い過ぎている。
不誠実ここに極まれり。
たとえ楽しいという面で一致していたとしていても、踏みとどまるべきところがあったのではないのだろうか。
そしてまた今日も、明日も、何度も、何度も、傷つけていくための伏線を張っていく。
最後の防衛線とでもするかのように、譲らないところで最後の抵抗をしてはみるけれど。
すぐにでもそれは途切れてしまいそうだ。