思考の整理学/外山滋比古

ベストセラーだとか100万部だとかなんとか言って平積みされてる本を好んで手に取ることはなかったんだけど、
嫌いだと思うものをこそじっくり検討するべきなのかなと思って一番気になったものを購入。


研究を始めた時に有効になるような、思考の整理・熟成・選別の方法について書いてあったのが主だったように思う。
もっと若い時に読んでいれば、と帯には書いてあるけれど、正直早くに読んでも大きな効果は得られないのかな、と思ったり。
でも実際に使えば効果のあるような方法を知ることができれば、すぐに効果がなかったとしても、そもそもの方向性すら変わってくるのかもしれないから、早くに読んだ方がいいのかな。
卒業研究ではたして論文を書くのかどうか、怪しい気はするけれど、そういう機会で詰まったのならきっと参考になると思う。
読めばうまくいきそうな気がするから、景気付けにもなるかもしれない。


読んで良かったと思います。何度でも読みたい本。
しばらくは読み返さないと思うけれど。
規則正しい生活、できるものならしたいです。