空の境界 上中下/奈須きのこ

空の境界(上) (講談社文庫)

空の境界(上) (講談社文庫)

空の境界(中) (講談社文庫)

空の境界(中) (講談社文庫)

空の境界(下) (講談社文庫)

空の境界(下) (講談社文庫)

未来福音」を買ってしばらく経っていて、片付けをしている時に目に付いてそのことを思い出してから一気に読み返してしまった。
結局「未来福音」はまだ読んでいないけれど。
これ、最初に読んだのは三年前くらいかな。
当時は全然分からなかったことが、今回はいろいろとよく分かった気がする。
あんまり理解できなくて、途中から流し読みみたいな読み方をしていた一回目と違って、今回は全体に渡って意識の繋がりが保てていた。
ミステリのようだと言ったのは、こういうことだったのかと分かったりとか、前回読んだ時と比べ、はるかに面白かった。


自分の好きなものにきちんと好きだと言う事ができて、その感情を自分の行動に反映させるような生き方を、実践したい。
似て非なる魔術師のように、ただ受け入れるだけしかしない存在ではいたくない。
「伽藍の洞」の冒頭、その言葉が響いた。
デレる所も良いですね。