すうがく

将来的に読むべき本ばかり探して、今の自分が読むべき本を、目の前にあるのに、読んでいない。
これもまた、逃避の一つなのだろうか。
とてもとても広くて、大きくて、深くて、どこまで手を入れれば感触がつかめるのか想像もできない。
分からないが続いてある時分かるがくるけれど、いつ分かるがくるのかも分からないまま、分からないのままで居るのはそれなりに辛い。
辛いと思いながらもやろうと思うから、今ここでこういう状況になっているのだろうけれど。
手っ取り早く分かりたいとは思わない、少しだけ思うけど、もう少し、とっかかりのようなものが分かればなぁ、なんて。
今は何も、全く分からない。