トポロジーの世界/野口廣

トポロジーの世界 (ちくま学芸文庫)

トポロジーの世界 (ちくま学芸文庫)

これの続編が上のエキゾチックな球面、自分はbこちらを後に読んだわけだけれど。
19章立て。
11章までは、トポロジーを勉強する前にさらっと読んでおくと、かなり良い感じなんじゃないだろうかというお話。
12章からは、トポロジーの成果を頭脳に応用するというお話。
11章まではすんなり読めるのだけれど、頭脳への挑戦は、なかなかに難しい。
最終章の頭脳とカタストロフィーなんかは、ちょっと何を言っているのか分かりません、という状態で読んでた、ように思う。
11まで読んでからある程度勉強して、それから12以降を読むと結構面白いのかな。
数学って、脳の研究にも使える可能性があるんだよ、って。
実際に利用されているような気はしないですが。
"topology brain"で検索かけたら80万件強くらいかかったので、今も研究されているのかも。さすがに、一つも読む気にはなれなかったのだけれど。