太陽系外惑星に生命を探せ/観山正見

惑星の形成についての理論がどうなっているかなどについての記述がメイン。
地球外の生命体についての本かと思って借りてきたのだけれど、そんなことはなかった。
地球上の生命のようなものが存在する可能性のある惑星がどうやってできたかと考えられているのか、そのような惑星をどうやって観測していくのか、などについてのことが書かれていた。
2002年発行だから少し情報は古いんだけど、それでも天文学に関してほとんど知識のない自分からみれば面白い本だった。
どんな星が見つかっていて、どんな理論があって、どんな実験がなされていて、これからどう観測していくのか、流れが良かったからすらすらと読めた。
細かいことを気にしなければするすると楽しんで読める本なんじゃないかと思う。


宇宙も面白そうだよなぁ。
書いたことがある気がするけど、宇宙はいくらでも研究テーマが見つかりそうな、そんなイメージ。
でも研究するなら一番やりたいのは何かと問われると、今の答えは数学なんだろう。