非属の才能/山田玲司

考えたことでも、それが正しいかはわからない。
同じことを言う人を見つければ、正しい可能性がある。
決断するのは自分だけれど、自分の世界での絶対の存在である自分は、全ての世界では正しくないことの方が多い。


あれっと思う感覚を持ち、変なのかと思ってみれば案外普通であったり。


他の人と違うところを大切にしたい。


社会で普通とされることに従わないこと、非属であることから得られるものについてなどのことが書かれている。
なかなか面白かったけど、誰かにすすめられる「良いもの」に流されるなと主張する本自身が、太字を使ったり空白行による強調を使ったりして「良いもの」をすすめてくるのはどうなんだろうと思ったり。
極端すぎる箇所がいくつかあった気がするけれど、それぐらいじゃないと伝わらないのかもしれない。