十五歳の手紙

十五歳の自分から手紙が来た。
二十歳の自分に向けて。


良いこと、格好を付けたことを書こうとして見事に失敗した感じ。
懐かしさに心が熱くなるとかではなく、とりあえず苦笑いが漏れた。
今も昔も変わらないな。
高校の三年間だけで色々なことがあったし、卒業してからももうすぐ二年経つけれど。
根にあるものというか、基本的なものは変わってないんだなと実感する。


今までよりももう少し自分なりに生きようと思えた。