テンソル圏

つつがなくとは言いづらいが、何とか初めての授業を終えることができた。
ある程度はやってたつもりだったけど、かなり予習不足だったように思う。
明日は物理だけど、まだどのように進めるか決めていない。
んー。



今日もまた5コマ全てに出て、週25はさすがに辛いなと思った。
ゼミ系が多ければ二つ入ることになるし。
予習復習にレポート課題にさらには自習。
正直、遊んでる暇を見い出せる気がしない。
日曜は休憩または補完に充てたいし。



一番期待してた講義。
これは毎回違う教授あるいは講師が現代の数学について1回限りの講演に近い講義をするという形式。
こういうのをオムニバス形式と言うのだろうか。
今日はテンソル圏、いや主に圏の話だった。
1〜4回生対象という珍しい講義なだけに、予備知識を仮定しないで先端の内容に触れるのはかなりしんどそうだった。
1回生が半分くらいを占めていたためか、基礎も基礎、数学系の人なら聞き飽きたってくらいの所から始めるもんだから、途中で出ていく人もチラホラ。
当初の予定がもし変更されて微妙にでも内容が薄くなってしまったのなら、これは上回生の人達に申し訳なく思う。
まぁ自分一人がそんなことを考えても仕方がないんだけど。
テンソル圏というテーマだったものの、結局圏の定義と例をいくつかあげる程度で終わってしまった。
もう一回くらいノートを読み返せば、定義と例を吸収するくらいならできそうだけれど。
とりあえず、一般化ってのが無限の可能性を秘めているように感じられ、すごくワクワクした。
一般化の魅力というか、何というか。
とりあえず数学への興味がさらに増したのは事実。





妄想が止まらない。
したくもないのに勝手に湧いてくる。
結局深層心理ではそう望んでいるということか。
捨てたはずのものが甦る。
生きている限り、体に刃を通さない限り、捨てられないものだとは分かっていても、そうせずに捨てたいと思うのは馬鹿なのであろうか。
むしろそうしてしまっても良いんじゃないか。
自分の浅はかさに嫌気がさす。
意識ははっきりしてたし、記憶も残っている。
あの一言は、紛れもない本心であったのだけれど、それにしても初対面の相手になんてことを言ってしまったのだろうか。
一時の気の迷いでどれほど苦労するのかというのは十二分に分かっているはずなのに、まだ懲りないのか。
穴があったら潜りたい。
潜ってもう出たくない。