ボトルネック/米澤穂信
- 作者: 米澤穂信
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2009/09/29
- メディア: 文庫
- 購入: 5人 クリック: 126回
- この商品を含むブログ (168件) を見る
グロテスクな描写があるわけではないけれど、黒乙一に近い感じ。この感じを形容する言葉を知らない。
強い、とか、黒い、キツい、あたりが近いのかな。
リョウとサキの掛け合いのようなものは、米澤穂信の一つの魅力だと思う。それプラスで、古典部シリーズというより「儚い羊」よりの良さがあった。
最後の最後で、リョウがどんな選択をしたのか、想像するしかないのだけれど、最後のメールから予想される結末は一つしかないのかなって。
途中出てきた子供は、他の話に出てくるのかな。
それにしても、古典部のカバーが特別版になってるのはズルい!
もっと後になってから買えば良かったって後悔してしまう。