夏と花火と私の死体/乙一
- 作者: 乙一
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 2000/05/19
- メディア: 文庫
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異常の中の日常、おかしいものであるはずなのに、普段と変わらない言葉が出てくるから、その無表情さというか、無関心さにすごく魅力を感じているのだと思う。
もっときついのを知っているからか、少し物足りないような感じがした。
表題作は、少し伏線がわざとらし過ぎるように思えたし、優子は狂気が物足りない。
それでも、相変わらずの無気味さのようなものが感じられて、その部分はやっぱり好きだ。