別冊 図書館戦争1、2/有川浩

別冊図書館戦争II (図書館戦争シリーズ 6) (角川文庫)

別冊図書館戦争II (図書館戦争シリーズ 6) (角川文庫)

1は、ベタ甘路線増強というか、とにかく甘かった。なんかでもこういうのに全然嫌悪感はなくて、むしろ結構好きなんだろうなぁと、普通に読めてしまうことから想像できる。
割と小ネタ的な話の多かった1に比べて、2は、後ろ三つが手塚柴崎を軸にしての長目の話になっていたのが良かった。
最後の最後でようやく落ち着くところに収まって、ホッとしたというのが大きいかもしれない。
シリーズ物は、終わってしまった時の寂しさも格別だなと、改めて思ったり。