有頂天家族/森見登美彦

有頂天家族 (幻冬舎文庫)

有頂天家族 (幻冬舎文庫)

長かったけど面白かった。
たぬきと天狗と人間のおはなし。
「阿保の血のしからしむるところだ」
やっぱり結局最終的には、阿保なのがおもちろく生きることの秘訣なのかもしれない。
おもちろおかちく生きることができたなら、それだけで良いのに。
ぐだぐだとしてるようで、そのぐだぐだそのものが面白かったりする。
相変わらず、森見登美彦の文章はおもちろおかちかった、良いことだなぁ。