博士の愛した数式/小川洋子

博士の愛した数式 (新潮文庫)

博士の愛した数式 (新潮文庫)

バイトの関係で話題にあがったから読み始めてみたら、数時間で読み終わってしまった。
結局、博士の愛した数式とは後半に出てきたあの有名な式のことなのだろうか。
読んでいる間ずっと、「博士」のイメージとして、アメリカに行ってしまった某K教授のことを思い浮かべていた。
数の不思議は、説明するだけなら、他のどの数学の分野よりも説明しやすいし、面白さも分かりやすいのではないだろうか。
それに反比例するのかは分からないけれど、研究するのはとても大変のように思える。
数を通して人と人との結びつきを与えるのは、素敵だなと思えた。