冷静と情熱のあいだ Rosso/江國香織

冷静と情熱のあいだ Rosso (角川文庫)

冷静と情熱のあいだ Rosso (角川文庫)

ちょっと前に読み終わってた。
どれだけ優雅な暮らしをしていても、絶対に忘れることのできない感情を抱えたままで暮らしていけるのかどうか。
結局、ケリをつけないままでは、いつまでも先に進めないのだということ。


いるべき場所というのは、存在するような気がする。
少しの間でも時間を共有すれば、そこにいるべきなのかどうか、ここにいるべきなのかどうか、なんとなくの感触は分かる。
そこにいるべきかどうかは分からないけれど、ここにいるべきではないんだ。
早く、落ち着きなよ。