ミスター・マーダー/D・クーンツ

ミスター・マーダー〈下〉 (文春文庫)

ミスター・マーダー〈下〉 (文春文庫)

売れっ子の作家マーティは、分と瓜二つの人間に追い回され、生活そのものを狙われる。
当然そのそっくりさんは「自分」の存在を消そうとしてくる。
超能力と呼べるような体質、人並み外れた力、そんな規格外の能力を持った人間に命を狙われ追われ続けて、マーティは生き延びられるのかどうか。


読み始めてから引き込まれるまでが早くて、多少ありえないという考えが浮かびながらも、決着までハラハラし続けるような、そんなお話。
ここしばらくに読んだ本のなかでダントツに面白かった、と思う。
よくよく考えてみると、小説をほとんど読んでなかったりするのだけれど。
昨日今日と家にいる時間のほとんどを読むことに費やして、一気に読み切ってしまった。