素数の音楽/マーカス・デュ・ソートイ

素数の音楽 (新潮クレスト・ブックス)

素数の音楽 (新潮クレスト・ブックス)

長かった・・・。
字がそれなりに小さくて、それでいてそれなりの厚さがあって。
そもそもTL上でとある人が面白いと言っていなければ、手に取ることすらしなかったかもしれない。
しかし、長い分だけあって、面白い上に、詳しい。
数学的に厳密にすることはできないけれど、それでも雰囲気はなんとなくわかった。
最初50ページくらいは普通だったのだけれど、読み進めていくうちにだんだん止まらなくなっていって、気付けば一冊読み切ってしまった。


これを読んでいて、とても数論に興味がわいてきた。
暗号理論とかも面白そうかな、とか。
RSA暗号も、完全に理解したわけではないけれど、原理はすでに知っている代数的な道具を使っているのだということが分かった。
数学も徐々に社会への応用の側面を増やしていくのだろうか。


数論がやりたい、しかし、幾何学も気になる。
時間は足りない。