とりあえず笑えば良いと思う

空を見ていた


違う世界を見ていた


今自分がしていること
過去自分がしたこと
未来に自分がすること

全てに思いを馳せながら
これで良いのかと問う

このままが良いのか
変わりたいのか
違う道を行きたいのか


それぞれの道を行く人達がいて
そのどれもが眩しくて


自分が今いる道は
この道を外れた時
眩しく見えるのだろうか
眩しく見え続けるのだろうか


視野が極端に狭くなっていた
価値観も同様で
知らなくて良かったこと
忘れてしまっていて良かったことが
新たにあるいは再び心に宿る


やめてしまおうかどうか
捨ててしまおうかどうか
ないものへの欲と
あるものへの惜しさが重なり
身動きが取れなくなる




打破しようとしたのか定かではないけれど
浴びるように酒を飲んで
舞い上がって
でも変えたいところは変わらなくて
混乱が押し寄せ
ふらふらになりながら帰った


区切りがついて
すっきりして
重かった頭を抱えながら
やはりまだ動けないでいる


薬を飲んで
水を飲んで
横になって一日を過ごす


時間を使い
気持ちを整理するつもりだったけれど
結局
忘れたいものは忘れられない


無視できるはずの大きさなのに
無視できずに
無視できない大きさの影響を及ぼす


しばらくは耐えなければならない
求めるから得られるものではない


もう全く望みはないのに
まだ諦められないでいる自分が
隅っこではあるけれど確かに存在する


それでも
それだから
出来るだけの