幽霊とか、そういった類の話は昔から苦手だ。
怖いもの見たさの精神で見てしまうのだけれど。
実際に「それ」が今にも陰から出てくるんじゃないかと想像して怖くなる。


そして、「それ」が生まれ出でそうな陰や闇というものも苦手だ。
さらに言えば陰を生む光すらも、夜になると苦手だと感じる。



それでも最近思うのは、一番怖いのは生きている人間だということ。


だからと言って、他の苦手意識が薄まるわけではないけれど。