昼、気がついたら二時だった。
昨日今日ではないことは分かっているけれど、いつの間にか蝉が鳴きはじめている。
あの鳴き声を聞いていると余計に暑く感じるから不思議だ。
感じる、という部分が重要なのだろう。
脳というのは不思議な器官だ。


時間を貪るようにネットをし、時々ゲームに興じ、思い出したように英語と睨み合う。
明日は試験であり、明後日には補習も控えているのだが、体はだるく、とてもそんな気になれないなんて自分に言い訳をする。
このダルさは生活態度から来るのだろうそうなのだろう。
去年一年を使って学んだことと言えば、遊び方、時間の潰し方だけな気がするのは、大方間違いではないだろう。
ない時間を潰し続ける自分。
何をしたいのかなんて分からないし、このままなら生きている価値もない。
価値云々について語りたいわけじゃないけど、人が一人生きる、特に文化的と称される暮らしをするというのは非常にコストがかかることなのだと最近少しずつ感じはじめてきた。
因果なんて知らないけれど、自分がこうして無駄に生きてるために死んでしまう人がこの瞬間にもいるはずで。
それなら無駄だと思うような生き方をするべきじゃないのだけれど、体に力が入らない。
顔でも濡れているのだろうか。


何を言っているのか、言いたいのか、自分でも良く分からなくなってきた。


余りにもだれてどうしようもなかったため、7時過ぎにジョギングへ。
たった2キロそこそこを走るのにここまで疲れるなんて。
グータラ生活のツケは重いということと共に、改めて人間が継続によって力を付けることが出来るということを感じた。
継続。
一番自分の苦手とすることであるけど、何か強制させる条件、環境があり、さらにその行為に面白さあるいは楽しさを感じられれば継続出来ることは経験済みである。
英語も継続すれば、苦手意識はなくなるんだろうか。


帰ってからはご飯を食べ、ネットで見つけた明日の試験のノートを読んで、東方を一回だけやって、人様のブログを読んで、この時間。
さぁ、寝るか。