官僚の反逆/中野剛志

官僚の反逆 (幻冬舎新書)

官僚の反逆 (幻冬舎新書)

ウェーバーの用いた官僚の定義と、現代のマスコミなどに現れる官僚の用いる官僚の定義がいかに異なっているのか、について論じられていた、という印象が強い。
とにかくウェーバーの言う官僚とは異なっている、ということばかりが強調され、だから何なのかどういう問題が起こるのか、に関する部分が弱いように感じた。