年収150万円で僕らは自由に生きていく/イケダハヤト
- 作者: イケダハヤト
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2012/11/22
- メディア: 新書
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読んでいて感じた違和感がいくつかある。
そもそも自分が生きることができればそれだけで良いのだろうか、自分の親や、兄弟や、その他親戚のことを考えなくても良いのだろうか、ということ。
そして、この本で紹介されているライフスタイルは、きっととても楽しいと思うのだけれど、世界の全ての人がこのような生活ができる気がしないこと、やってしまえば先細りにしかならない気がしてしまうこと、根拠はないけれど。
あと、やはり道路とかそういう簡単に壊れてはいけないものは、コストよりも専門技術を持っている人に託したい。トンネル事故とかのような悲しいことがあったから、専門技術を持っている人に託すのも不安になってしまうけれど。
ものを作り出す視点が欠如している気がする。
全体的に、全ての人が実現できるとは思えない、という気持ちがあった。
面白かったけど、これを読んだだけで得られたものは、ない気がする。
考える視点を思い出す、というのはあったかもしれないけれど。