美しい国へ/安倍晋三

美しい国へ (文春新書)

美しい国へ (文春新書)

こういう類の本を読むのは初めてだったから、その意味でとても面白かったと思う。
それと同時にもっと色んな切り口からの本を読むべきだとも思った。


安倍晋三という個人が、国家とはどのようにあるべきだと思っているのかを綴っている。
現在の考え方は変わっているかしれないけれど、読んだ印象ではではアイデンティティに関わってそうな感じなので、それほど大綱は変わらないんだと思う。
これからどんな変化をして行くのか、その行動の指針くらいは知ることができると思う。


概ねなるほどと思うことが書かれていたけれど、年金と教育に関する話でそれはそんなにうまくいくのだろうかと思うところが多かった。
大筋の理想は納得・理解できるものだから、個々の政策を良く検討して欲しいな。