GOTH 夜の章、僕の章/乙一

GOTH 夜の章 (角川文庫)

GOTH 夜の章 (角川文庫)

GOTH 僕の章 (角川文庫)

GOTH 僕の章 (角川文庫)

乙一
一番最後、声が一番好きだな。
それでも、描写がそんなに詳しくないので、ちょっと物足りないと感じてしまったり。
だけど、まんまと引っかかってしまっていた。
あんまり小説では見たことなかったけれど、言い換えなんて、普段から使っている人が結構いると思う。
あと、犬も完全に引っかかってしまってた。
「森野夜」も「僕」も、特殊なんだけれどどこか普通の一面も持っていて、その加減も、好きな部分かもしれない。


乗せられながら読むのが楽しいのか、裏を読みまくって読むのが楽しいのか、分からないな。でも真実に気付いてもう一度最初から読み直しても面白いし、初めは引っかかりながら読むほうが自分にあってそうだ。